解けてしまわぬように胸を 蝶々に きつく結んだ
偽物が 厭味な程に光る 薬指少し 恥ずかしくて 思わず隠した
乾いた風に揺れるリボンの端を迷子にならぬようにぎゅっと 握っていた
死ぬのが怖くて 生きているのが辛いと言う
また 残されてしまうという恐怖を誤魔化す為に
わたしは空へ 叫ぶのでしょう